エクステリアで丸をモチーフにした『シエンタ』のデザインはインテリアも同様で、エアコン吹き出し口やスピーカーパネル、そしてシフトレバーフィニッシャーまで「丸く」デザインされている。
メーターは『ヴィッツ』などと同様センターに設置してあり、視認性は良好。また、シフトレバーはインパネセンター部分の右側に設置してある。
インテリアカラーはアイボリーとグレーの2色。インパネだけでなく、シートのも2色を基調としてコーディネートされる。インパネにはファブリック柄と幾何学柄を組み合わせたシボを用いて、質感を向上させる工夫が見られる。
ヤングファミリーが新車を選ぶ際には、女性の声が選択を大きく左右するといわれており、女性はインテリアの印象でクルマを評価することも多いという。つまり、販売面でシエンタが成功を収めるには、この内装が多くの女性に受け入れられるか、も重要なキーとなりそうだ。