富士通テンは16日、「イクリプス」カーナビゲーションシリーズに、市販(後付け)カーナビ業界で初めて、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)ユニットを内蔵したDVDナビゲーションシステム『AVN3303D』を追加し、10月22日から発売する、と発表した。
カーナビ本体にETCユニットの取り付けスペースを不要としたほか、ナビゲーションとの連動によりETCレーン案内図を表示したり、料金などの案内情報を画像と音声で案内することができる。ETCカードスロットをフロントパネル内部に設置し、カード盗難の危険性を軽減した。メーカー希望小売価格は22万1000円。
このほか、2003年秋モデルとして、格納式7型モニターを搭載したHDDナビの新製品『AVN9903HD』を10月22日から発売する。モニター格納式としたことで、モニター使用時は「ナビフェイス」、格納時は「オーディオフェイス」で使用でき、ボタンなどの操作性を高めた。また、新開発ネビエンジンの搭載により、高速レスポンスをさらに向上。ルート検索や画面スクロールをスピードアップした。メーカー希望小売価格は35万5000円。