【新型BMW『5シリーズ』日本登場】インテリアが織りなすスピード感

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【新型BMW『5シリーズ』日本登場】インテリアが織りなすスピード感
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注目すべきはダイナミックなエクステリアだけではない。はっきりとしたラインとリズム感が奏でるハーモニーが新型『5シリーズ』のインテリアの特徴だ。それまでの「包まれ感」から「開放感」へとシフトしたデザインからはスピード感すら感じさせる。

これまでのBMWのインパネはドライバーを囲むような曲線を描いていたが5シリーズの木目パネルは『Z4』のようにこちらへ向かって張り出す造形だ。「包まれ感から開放感のあるデザインへ、これにiDriveが加わって新しいインテリアコンセプトが生まれました」と語るエンジニアリンググループ・試験技術ゼネラルマネージャーの山根健氏。

乗り込んで見るとエクステリアとの共通点に驚く。これほど内外装のテーマ性がマッチしたクルマも少ない。ナイフでえぐったようなセンターアームレストや流れるようなドアトリム、波状のダッシュボードの造形も新鮮だ。

先代から全長が66mm、全幅が46mm、ホイールベースが58mm大きくなった恩恵か、後席も広くなった。「先代は後席が狭く、3シリーズと変わらないじゃないか、という声もありました。私ども売る立場からはサイズが日本には大きすぎるという意見もありましたが、快適性と運動性を両立させるシャシーは乗っていただければ満足できることと思います」と語る。

クルマは乗ってしまえば内装しか見えないもの。直接手に触れる部分だからこそ、感性に訴えかけるデザインが求められる。

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