『キューブ・キュービック』開発担当責任者の小林正樹チーフ・プロダクト・スペシャリストは、キュービックは、日産製品でコンパクトカーとミニバンの2つのレインジを同時に完成させるクルマであると表現した。
小林正樹チーフ・プロダクト・スペシャリストはこのクルマの使命について、(1)現在日産の主力車種である『マーチ』や『モコ』、既存のキューブなどのコンパクトカーのラインナップを充実させる、(2)『エルグランド』をはじめ、『プレサージュ』や『セレナ』などのミニバンの強化、と語った。日産の、コンパクトカーとミニバン、2つのセグメントをつなぐ扇の要の存在であるという。
販売台数増加をめざす日産は、自社のミニバンシリーズが人気車を擁するトヨタやホンダの陰に隠れがちであるため、得意とするコンパクトカーでの7人乗り市場に参戦する。