日産自動車のカルロス・ゴーン社長は『キューブ・キュービック』について「全長4メートル未満のボディでありながら、3列シートとしており、小型ミニバンとしては最高のクルマだ。楽しさと便利さを共存しており、非常にエキサイティングでもある」と絶賛している。
ゴーン社長はまた「こうしたミニミニバンは市場からの要求もあり、日本では小型かつ取り回しのしやすいクルマは歓迎されるだろう」とした。いっぽう『キューブ』シリーズの海外展開については全く考えていないことを示唆している。
また、日本の景気が徐々に上向いていることにも触れたが、その一方で「日産のクルマの売れ行きには直結しているとはいえない」と、景気回復がすぐには自動車販売の増加に直結していないとの見方も示した。