松下電器産業のパナソニックオートモーティブシステムズ社は、カーエレクトロニクス事業の強化に向けて、8月1日付けで組織改革を実施すると発表した。パナソニックオートモーティブ社は、松下グループのカーエレクトロニクス事業を統合して松下電器産業の社内分社として発足した。
今回、組織改革は事業環境がグローバルかつ急速に変化する中で、さらなら成長を目指して商品別収支責任体制の明確化と経営資源の有効活用、市販分野での商品力・マーケティング力・営業力の強化、純正部品のグローバル顧客別営業体制の強化が目的。
具体的には、(1)顧客別で分けていた商品開発、製造部門を商品カテゴリー別体制とする、(2)市販営業グループを設置し、市販事業を強化する、(3)純正営業グループを設置し、松下グループの総合力を発揮させる営業体制を確立する、というもの。