高津益夫シャシー設計部・主査は「もう少し制動力があれば…というリクエストの多かったブレーキも改良しました。フロントディスクは各モデルで1インチずつ先代よりアップしてあります」という。
「18インチタイヤ装着車のブレーキローターは30mm厚となっており、『インプレッサ』のブレンボ製に負けない仕上がりです。スパッと曲がって、ズバッと止まります」
高津さんの説明は止まらない。「今回はエキゾーストの音にも注目して欲しいです。我々は新スバルサウンドと呼んでいますが、大容量のツインマフラーを採用しており、ノーマルのままでも良い音がします。社外品への交換は必要ないかもしれません。とにかく一度実際に乗ってみて、従来モデルとの差を肌で感じてください」
今回のレガシィから興味を持った人にはスバルの本気を、従来型のオーナーには格段の差を味わってほしいと高津さんは言う。