【スバル『レガシィ』発表】35mmの全幅拡大がもたらしたメリット

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【スバル『レガシィ』発表】35mmの全幅拡大がもたらしたメリット
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3ナンバー化は認められたものの、「必要以上の拡大は許さない」ということで、左右ともに指1本分相当(合計で35mm)の全幅拡大によって3ナンバー化された新型『レガシイ』だが、拡大した効果はどのあたりに現れているのだろうか。

「軽量化と強度アップの両立を図るため、車体を構成するフレームサイズを拡大していますが、これを使っても従来モデルと同等の車室空間をキープできたことがひとつ。もうひとつがトレッドを拡大したことで安定性の向上を図ることができたこと、さらには幅広のタイヤを使っても従来モデルより最小回転半径を小さくすることができた、ということでね」と清水一良・プロジェクトゼネラルマネージャーは説明する。

ボディサイズを拡大しつつ、最小回転半径は先代よりも小さくしたのは驚きだが、そこがスバルらしいところか。

「AWDシステムの制御もより高度化していますし、ハンドリングも従来車とは格段に違います。スバルにとってクルマは“走りながら作り上げるもの”ですから、数値の話だけでは完結しません。ドライバーが実際に走ったとき、ここは変わったと直感的にわかるような仕上がりにしています」

「幅は大きくなったし、こんなのレガシィじゃないとは決して言わせません。良い意味で“これがレガシィなのか”と驚くことはあるかもしれませんが…」。そう言いながら笑う清水さんの表情には確かなる自信が垣間見えた。

《石田真一》

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