新型スバル軽自動車は『MINI』か『スマート』か…イメージ

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富士重工業の竹中恭二社長は、来年早々にも投入する予定のスバル新型軽自動車について「スバルブランドを高める全く新しいコンセプトにする」と強調した。そのうえで、「イメージとしてはBMWグループの『MINI』(ミニ)やダイムラークライスラーの『スマート』のような感じ」と述べた。

富士重工は経営資源を集中させるため、軽乗用車を現在『プレオ』に絞っている。新モデルはこれに代わるもので、「価格競争に巻き込まれない独特の価値のあるクルマにする」(竹中社長)考えだ。

同社は、軽自動車の生産体制の効率化にも乗り出しており、今月の大型連休中に、群馬製作所の軽商用車と軽乗用車のラインを1本化している。現在、同社の軽自動車事業は赤字となっているが、来年の「プレミアム軽乗用車」投入により、05年度には黒字転換を図る狙いだ。

《池原照雄》

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