【マツダ『RX-8』発表】スポーツカー=2ドアという固定観念は北米市場に恩恵も

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【マツダ『RX-8』発表】スポーツカー=2ドアという固定観念は北米市場に恩恵も
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スポーツカー=2ドアクーペという固定観念があるのは日本だけでなく、北米でも同じ傾向らしい。そしてその固定観念が日本よりも強く出てくる一面があるという。

「私は日本国内担当で、北米市場の事情にはあまり詳しくないのですが…」と前置きしつつ、国内商品ブランドマーケティング部の溝田さんは「実は『RX-8』が北米で爆発的な人気を呼ぶかもしれないという、ひとつの可能性があるのです」と説明してくれた。その「爆発的な人気を呼ぶかもしれない」という可能性を裏付けるのが前述した固定観念らしい。

話を要約すると次のようなことになる。アメリカではスポーツカーに対する保険料率が非常に高く、当然ながら保険料自体もかなり高額になってしまっている。これを嫌ってスポーツカー離れが急加速。一般の人々は保険料が安いミニバンやSUVに移行し、現在のアメリカでスポーツカーに乗ることができるのは高い保険金を支払うことが可能な一部の富裕層に限られるといった状態になりつつつある。

保険会社の料率は実際の事故発生率や、修理に要した金額によって決められているが、車種としての分類は大雑把なものとなっている。保険会社が定めるところのスポーツカーという定義で最も多いのは「2ドア形状のクルマ」や「2シーターのクルマ」だという。そしてこれがアメリカでのスポーツカーというものを保険会社的に定義する固定観念となり、今では定義の方が一人歩きしている。

RX-8の場合、北米では「Pure-blooded sports car」、あるいは「Four-door sports car」、「All-round thrilling」と称しているが、メーカー自身が「これは4ドアのクルマだ」と主張している以上、保険会社からは「スポーティな運転もできる4ドア車」と評価せざるをえず、保険料率でいうところのスポーツカーには該当しない可能性も高い。と、なると今まで保険料の高さからこうしたクルマを敬遠してきた層が飛びつくかもしれないのだ。
《石田真一》

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