日本自動車工業会は9日、ベトナム政府と、自動車・二輪車産業に係わる課題を協議するための定期会合を設置することで合意した、と発表した。
定期会合では、主に、ベトナムの今後の二輪車政策について、意見交換を行っていく。8日、日本自動車工業会の鈴木副会長と、フック・ベトナム計画投資相が会談し合意した。第1回会合の開催日や場所、議題は未定。
ベトナム政府は、昨年、二輪車政策を突然転換し、ホンダ、ヤマハ発動機、スズキといった二輪メーカーの現地生産が一時、操業停止に追い込まれる事態となった。自工会としては、今後、こうした問題の発生は避けたい考えで、定期会合で諸課題の解決を図っていくとみられる。