元F1ドライバーで現在BMWモータースポーツ・ディレクターを務めるゲルハルト・ベルガーが5日、現契約が終了する2003年9月30日をもってポストを退く旨を明らかにした。
「この決断は私にとって非常に困難なものだった。BMWモータースポーツ部門のディレクターという仕事は私にとって大きな意味を持っている。特に私は同社と深く関わり、特別な関係を築いてきたからね」
「BMWはドライバーとしてのキャリア同様、企業かとしての可能性を証明するチャンスを与えてくれた。首脳陣との関係も良好で、マリオ・タイセンと共同で務めたディレクターの任務は非常に上手く、また成功裏に行うことができたと思う」とベルガー。
今後はタイセンが単独でモータースポーツディレクターを務め、ベルガーはプライベートの時間を優先させるという。