【新聞ウォッチ】「新古車」の税徴収問題、バツが悪かったホンダ

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【新聞ウォッチ】「新古車」の税徴収問題、バツが悪かったホンダ
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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日読売毎日産経東京日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2003年2月21日付

●中国、車生産過熱気味、値下げ競争も(読売・10面)

●松下V字回復、海外で好調(読売・10面)

●ダイムラー、黒字回復、リストラなど効果(朝日・12面)

●ダイムラー、中国でベンツ生産計画(毎日・9面)

●トヨタ「ウイッシュ」好調な走り出し受注1カ月で3万8000台(産経・11面)

●「新古車」販売でホンダ会長陳謝(東京・8面)

●いすゞ、GMと車台共通化、中型トラック、2005年めど(日経・13面)

●燃料電池車向け部品、米デーナ、日本で開発(日経・13面)

ひとくちコメント

ホンダ系の複数の販売会社から自ら新車登録(自社登録)した未使用の中古車を「新古車」と称して販売し、顧客から本来必要でない税金を徴収していた問題が表面化したが、ホンダの宗国旨英会長は、自ら会長職をつとめる日本自動車工業会の定例記者会見の席で陳謝したと、きょうの東京が取り上げている。

系列販社の問題とはいえ「顧客の信頼を損なう行為は遺憾。大変申し訳ない」と述べたもの。この件については自公協(自動車公正取引協議会)もホンダ系販社5社に警告などの処分を出す方針だが、その自公協の会長も宗国氏が兼任しており、実直な人柄の宗国会長も今回の身内からの不始末では少しバツが悪かったようだ。

《福田俊之》

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