“環境に優しいクルマ”の認定制度をめぐり、国土交通省と環境省が対立している。国交省は、衝突試験などで実績のあるアセスメントの環境版『自動車環境アセスメント制度』を2004年に始める予定なのに対し、環境省も『低公害車新環境格付け制度』を作る方向で準備に入った。
両制度とも、クルマの燃費やリサイクルのしやすさ、生産時の温室効果ガス排出量などを総合的に評価する点で共通している。
こうした国の認定制度は、自動車メーカーがカタログやCMで認定をPRすることが予想されるが、基準が2つあることで消費者に混乱も与えそう。税金の無駄遣いを防ぐためにも一本化が望まれるが、今のところ、両省庁にその気配はなさそうだ。
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