ロンドンでロードプライシング開始---東京プランはどうなった?

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ロンドンでロードプライシング開始---東京プランはどうなった?
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17日からロードプライシング制度がスタートしたイギリス・ロンドン。東京都でも2001年6月に学識経験者による独自の構想がまとめられ、「2003年度以降の早期実施を目指す」とされていた。ただ、正式な実施時期は決まっておらず、都はパンフレットなどを作成して都民や運送事業者への理解を深めている段階だ。

ロンドンでは規制地域内に約700台の監視カメラを設置し、ナンバー(料金を支払うと同時に車両ナンバーが登録される)を通じて“不法通行”を取り締まる方針。東京都も監視カメラ方式やETC、スマートプレートなどを応用した料金ゲート方式などを検討しているが、どのような規制対策をとるのかは決めていない。

都の担当者らは現在、規制地域への流入路を実際に見てまわり、ロードプライシングが現実的に機能するか、また料金所を避けた車両が周囲の住宅地などへ入り込まないかなどを調べている段階だという。都の構想が現実となるかどうかを判断するためにも、職員らはロンドンの事例に注目している。

《編集部》

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