一時期大人気を博した『PTクルーザー』だが、昨年の販売実績は4.5%のマイナスとなり、人気にややかげりが出てきた。PTのファンが多い若者層にとって、PTの価格は多少のネックとなる。そこでクライスラーではPT専用に、6年、利率3.9%という新たなローンを導入。
アメリカでは通常自動車ローンは3年ないし5年で、6年というのは異例だ。PTでは販売を再び上昇させるために2500ドル(約30万円)のリベートプログラムを用意しているが、6年ローンはこのリベートとひきかえに利用できる、という。一見2500ドルのリベートの方が得にも思えるが、5年ローンと6年ローンでは月々の返済額に違いが出る。若いバイヤーは少ない返済を求めて6年ローンを選ぶ可能性が高い、という。
さて、この6年ローンキャンペーンで狙い通り若者のPT人気に火がつくか、今年の販売台数に注目が集まりそうだ。
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