クライスラーグループは9日、メキシコのトルーカ工場において、『PTクルーザー』の生産を終了した。PTクルーザーは2000年にデビュー。1930年代のクライスラー車をモチーフにしたレトロなスタイリングと魅力的な価格が評価され、米国を中心に一躍人気モデルとなった。ピーク時の2001年には、全世界で年間19万2000台を販売している。2006年には、初のマイナーチェンジを実施。その後、セールスは低迷し、2009年の世界販売台数は2万5000台にとどまった。それでも、約11年間の累計生産台数は135万台を記録。また、GMもレトロ路線のシボレー『HHR』をリリースするなど、ライバルにも影響を与えた。クライスラーは、PTクルーザーの後継車は開発していない。PTクルーザー亡き後のメキシコ・トルーカ工場では、米国向けのフィアット『500』を生産すると見られている。
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