今年のオートショーの特徴は、非常に高額なラグジュアリ−カーが多く見られたこと。特に欧州車メーカーでは、アメリカでウルトラ・ラグジュアリーカーのマーケットがまだまだ広がる、という見方をしている。
BMWが発表したのもまさにこのカテゴリー。アルピナ『ロードスターV8』はBMW『Z8』のアルピナチューンバージョン。価格は13万7600ドルで、世界で555台しか販売されないクルマだ。
BMWインハウスチューンである「Mシリーズ」との違いは、より洗練されたチューン、AT仕様など。北米ではアルピナはとりあえずZ8のみ、しかも1年間の限定販売だが、2005年には他のアルピナモデルの導入も考えられていると言う。