三菱自動車工業は9日、『デリカ』など3車種合わせて約1万8000台のリコールを国土交通省に届け出た。
97年6月から2001年2月までに生産されたデリカ、1万7644台は、補器類駆動用プーリーの不具合により、高速走行時などにプーリーのゴム部品がクランク角センサーを損傷させ、エンジンが停止したり、エンジン回転が上昇するおそれ。これまでにエンスト28件、回転上昇9件が報告されている。
また、99年12月から2001年5月までに生産された『プラウディア』、『ディグニティ』のV8エンジン搭載車、441台は、エンジンルーム内の燃料ポンプ用リレーが熱で導通不良になり、エンジンが停止するおそれ。これまでに9件の不具合が報告されている。