マクラーレン・メルセデスが現在開発中のニューマシン「MP4-18」を開幕戦に参戦させない意向を明らかにし、大きな批判を受けた。これに対しマクラーレンのマネージング・ディレクターであるマーティン・ウィットマーシュはBBCの取材に対し、開幕戦のマシンはかなり手の加えられた新車同然のマシンであると語った。
「私たちはただ今シーズンのマシンとエンジンを来季開幕戦オーストリアに持ち込もうというわけではないんだ。MP4-17パッケージは2002のスタートから終了時まで改良を繰り返してきたが、まだ手を加えられる箇所はあると考えている。2002シーズンから持ち越されるのはモノコックだけだ。それ以外では至る所に目には見えない改良が加えられている。チャンピオンシップを取り戻すためには長い目で見て、この選択がベストだと確信している」とウィットマーシュ。
マクラーレンではヨーロッパラウンド開幕戦となるサンマリノGPからニューマシンを投入する予定。