米国株安を受けてハイテク株が売られたが、銀行株が買われて全体相場は小幅続伸。もっともイラク情勢や景気先行きに対する警戒感から、平均株価の上げ幅は20円足らず。自動車株は高安まちまちとなった。
ホンダが前日比50円高の4400円と続伸し、スズキもしっかり。ダイハツ工業は国内販売台数5%増の53万台、軽自動車シェア28%と2003年の目標を発表し、株価も5円高の372円と堅調。新型パジェロの中国向け輸出を発表した三菱自動車工業も、3円高の250円としっかり。
一方、トヨタ自動車が20円安、日産自動車が17円安と反落し、マツダがさえない。いすゞは富士重工業との米乗用車生産合弁の解消を発表したが、株価は37円で変わらず。