日産自動車は10日、緊急ブレーキ感応型プリクラッシュ・シートベルトを新開発し、来年発売する高級車(『シーマ』のマイナーチェンジか)に搭載すると発表した。
新開発シートベルトは、ドライバーがブレーキを踏み込むスピードと量から、ブレーキよる車両と乗員の挙動を予測、この程度に応じて、シートベルトを巻き取るというもの。乗員を確実に拘束することで姿勢維持が図られ、事故回避操作を容易にする。
また、衝突が避けられないような場合でも、より早期・適確に乗員を拘束するため、プリテンショナーやエアバッグといった安全装備の効果を最大限に発揮することができる、という。