日本ゼネラル・モーターズは29日、オペル『アストラ』などに不具合があるとして国土交通省にリコールと改善対策を届け出た。リコール対象は、98年3月から2000年5月までに輸入されたアストラ、1万1646台が対象。
車速センサーが接触不良を起こし、スピードメーターが動作しなくなるとともに、速度信号が来なくなるため、ABS、トラクションコントロールも働かなくなる。
また、98年3月から2000年11月までに輸入されたアストラ、『ザフィーラ』の1万7444台については、EGR(排出ガス再循環装置)のセンサーが誤作動し、バルブが開きっぱなしになって加速に支障が出たり、クランクプーリー防振ゴムに亀裂が生じてプーリーとエンジンが干渉し、ベルトが外れるなどのおそれがある。こちらは改善対策を施す。