FIAが決定した新レギュレーションでは、FIAから選ばれたチームは3月1日から11月1日までに10日間しかテストができないかわりに、グランプリ期間中の金曜午前に2時間のテストが許可され、この時間内でスペアカーやテストドライバーをトライすることが可能となった。
ミナルディのポール・スットダート代表によると、このルール改正によってアメリカ人ドライバー誕生の可能性が高くなったという。「例えばアメリカGPで、金曜午前中に私がタウンゼント・ベル、ブライアン・ハータといったアメリカ人ドライバーを走らせたとする。そうすれば間違いなくアメリカからの注目度はアップし、観客も増えるだろう。F1は将来についての大きな決定を下したと思う」とストッダート氏。
ミナルディのように多くのテストをする余裕のない弱小チームにとって、今回のレギュレーション改正は非常に大きな意味を持つかもしれない。