ETCセットアップ台数が累計50万台を突破

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ORSE(道路システム高度化推進機構)は、ETCセットアップ台数が累計50万台を突破したと発表した。2001年6月から本格的な運用が開始されてから1年4カ月での達成となる。しかし、この台数では料金所渋滞の解消には程遠いと見るべきだろう。

せっかくETCを搭載しても、10km近い料金所渋滞に付き合わされ、ETCの威力を発揮するのは100mくらい手前からとなると魅力は半減する。またETC利用者への割引がハイウェイカードと同じでは、こちらもあまり魅了がない。これらが効果的な普及に至らない理由だろう。

ETCにより料金所渋滞が解消されれば、その経済効果は高いはずだ。切りのいい数字の50万台に達成したのを機に、普及のための見直しを図るべきだ。

《編集部》

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