日産ディーゼル工業は、2001年度の環境保全の取り組みをまとめた「環境報告書2002」を発行した。今回で、2回目の報告書となる。今回は新たに環境保全効果額、PRTR制度対象物質を公表して内容の充実を図った。
「環境報告書2002」の主な内容は、環境保全コストが86億2000万円で、前年度よりも3億4500万円減少した。今回初めて公表した環境保全効果は、環境対策でどれだけコストが低減できたかを算定したもので、3200万円だった。
生産分野の取り組みでは、廃棄物最終処分量が419トンで、前年度よりも92トン削減した。PRTR物質公表した15物質について使用量などを公表した。