トヨタ自動車は8日、『マークII』をマイナーチェンジし、同日から発売した。フロント、リアのデザインを変更するとともに、新ボディ色を追加した。一部のグレードにはビルトイン式ETC(ノンストップ自動料金収受システム)ユニットや、音声ガイダンス付きバックガイドモニターをオプション設定している。
外観はフロントバンパー、グリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプ、リヤガーニッシュのデザインを変更し、華やかさとシャープ感を向上させた。ボディーカラーは新色として「ブラックマイカ」、「ブラキッシュレッドマイカ」を追加設定。インテリアは木目調パネルの採用範囲をドアスイッチベースに拡大し上質感を高めた。
スポーティーな「iRシリーズ」には、スーパークロームメタリック塗装を施したアルミホイールやメッシュ調グリル、スモークタイプヘッドランプを採用するなどして、さらに独自性を高めた。また、同シリーズと「2.0グランデ」ではサスペンションを変更、走行安定性と乗り心地をアップした。
メーカー希望小売価格は2.5リットルエンジン搭載の「グランデG」が308万円(北海道、沖縄地区を除く価格)。