日本自動車工業会は、8月の自動車輸出実績を発表した。それによると四輪車は、前年同月比4.1%増の35万1209台で、8カ月連続で前年を上回った。
車種別では、乗用車は1.3%増の29万533台だった。普通乗用車は同1.3%減の18万164台とマイナスになった。しかし、小型乗用車は同5.8%増の11万323台と前年を上回り、全体を押し上げた。トラックは同20.6%増の5万6394台と大幅に伸びた。普通トラックが同20.4%増、小型トラックが同21.8%増とともに大幅に伸びた。
四輪車の国内販売は低迷しているが、各社とも北米向けやアジア向けが好調で、輸出は大幅に伸びた。円安も進行しており、自動車メーカー決算は再び為替利益で潤いそうだ。