気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール
2002年7月8日付
●韓国国民、ワールドカップ後遺症、現代自動車は生産半減 (朝日・3面)
●経済誌「フォーチュン」調べ、世界の大企業番付、1位ウォルマート、日本勢はトヨタの10位最高 (朝日・7面)
●JR東海バス、高速バス酒飲み運転、運転手を検挙 (朝日・39面)
●“トンネル”車検、道筋あいまい、改造車の抜け道合格も横行 (東京・24面)
●経自動車優遇、重い悩み、国民車の使命終えた? (産経・3面)
●F1英国GP、M・シューマッハ通算 (産経・15面)
●自動車保険、広がる選択肢、補償内容やサービスを充実(日経・3面)
ひとくちコメント
米国の有力経済誌「フォーチュン」によると、2001年の売上高による世界の企業ランキングで、日本勢はトヨタ自動車が10位に食い込んだのが最高位だった。トヨタの順位は前年と変わらなかった。きょうの朝日など、各紙がその結果を取り上げている。
調査対象の500社以内に日本の企業が入ったのは88社だが、前年よりも一気に16社も減ったという。ベスト10をみると、ウォルマートが初めて2位のエクソンモービルを抜いて1位に躍り出たほか、自動車メーカーではGMが3位、フォードは5位、ダイムラークライスラーが7位に入っている。
フォード、ダイムラーは順位を後退しており、同誌のランクでも、トヨタのビッグ3入りは射程距離に入ってきたようだ。