手製爆弾が爆発?! ワールドカップ厳戒態勢の東京で死者1名

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4日未明、東京都江東区の路上で止まっていたクルマが爆発したという内容の110番通報があった。警察などが現場に急行したところ、大破したクルマの中に男性1名が取り残されており、病院に収容されたが1時間後に死亡した。警察では遺留品などから、この男性が爆薬を使って自殺を図ったのではないかとしている。

事件が起きたのは4日の午前3時20分ごろで、江東区東陽2丁目付近の都道交差点近くに路上駐車していたRV車が大音響とともに爆発。クルマは爆発の衝撃で大破し、ドアや屋根などの金属部品が周辺100メートルの範囲に散乱した。衝撃音に驚いた道路反対側にあるマンションの住民複数が警察に「テロかもしれない」と110番通報を行い、警察が現場に急行したところ、車内に男性1名が取り残されているのを発見。救急車の手配を行い、病院に搬送したが、1時間後に内臓破裂や頭部裂傷が原因となり死亡している。

現場に火薬臭が残っていたことから、爆発物処理班なども出動させて捜査に当たった結果、クルマの中からリード線や鉄パイプなどで構成した手製爆弾のようなものの残骸を発見。一時は過激派による犯行の線も浮上したが、その後の調べで遺留品となった男性の手荷物から自殺マニュアル本や喪服などが見つかり、この男性が爆薬を使った自殺を試みた可能性が高くなった。

男性は免許証から福岡県北九州市に住む26歳男性であることが判明したが、今月1日ごろに「北海道へ仕事を探しに行く」と言い残し、外出していたこともわかった。警察では残骸から爆発物の特定を急ぎ、どのような構造のものだったのか分析を行うとしている。

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《石田真一》

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