【新型日産『エルグランド』発表】液晶テレビ的発想のインテリアデザイン

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【新型日産『エルグランド』発表】液晶テレビ的発想のインテリアデザイン
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新型『エルグランド』のインテリアのイメージはインテリジェンス・リビング。家庭で普及しつつある薄型テレビ的発想がキーだという。

日産自動車デザイン本部第二プロダクトデザイン部プロダクトチーフデザイナーの山崎剛さんによると、「インテリアのコンセプトは“LUXURY(くつろぎあるもてなし感)&PRACTICAL(上質で使いやすい機能)”でイメージは“インテリジェント・リビング”」

まず目を引くインパネ周りだが、「可倒式のナビゲーションモニターは先代のエルグランドが先駆けとなったもので、2代目はこれに変わる新しいものを作ろうという思いがあった。そこで、使いやすく見やすいモニターを試行錯誤して、最終的にショーカーのような可動式モニターを採用した」そうだ。

この可動式薄型モニターが象徴的だが、インテリア全体としても「押し出し感に頼るものではなく逆にインテリアにおける“空気”の占める割合、エア・ボリュームを増やす方向にトライした」。その理由について、「先代はインパネを初めとしてかなり押し出し感が強かった。しかし押し出し感に頼らない高級感の出し方もあるのではないかと。ちょうどリビングの押し出し感の強い存在感のあるブラウン管のテレビが、壁掛けにもなるようなスマートな薄型テレビに変わりつつあるように」と山崎さんは説明してくれた。

「そのためにインテリアも“薄く薄く”していった。インストルメントパネルも薄く薄く、ドライバーから見て、奥へ奥へと押しやるようにデザインした。トリムもボリュームを減らし、シートもフレームを見せて薄くし、同時にモダンファニチャーをイメージさせるものにした」という。

《レスポンス編集部》

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