【マツダ『アテンザ』発表】日本で5ドアハッチバック需要の掘り起こし

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【マツダ『アテンザ』発表】日本で5ドアハッチバック需要の掘り起こし
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『アテンザ』は4ドアセダン、ステーションワゴン、そして「スポーツ」のサブネームがつく5ドアハッチバックの3種のボディを持つ。

日本では5ドアの人気が低く、モデルもほとんど存在していないが、荷物の積載性はセダンの比ではないことから、バカンスの習慣があるヨーロッパでは4ドアセダンよりもむしろ人気が高いほどだ。

マツダは欧州市場で一定のブランドイメージを維持しており、5ドアモデルを得意としてきた。アテンザの5ドアはもともと欧州での販売を想定して作られたが、日本でも新規需要の掘り起こしは可能と判断してラインナップされることになった。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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