日産は12万7000台の2002年モデル『アルティマ』のエアバッグ・クラッシュセンサーを交換する、と発表。理由はアメリカ保険会社機構(IIHS)が行ったテストで、同社が期待していたほどの結果が得られなかったため。
ただしアルティマはそれでもIIHSのテスト基準を突破しており、連邦政府のクラッシュテストでも合格だった。つまり今回の交換は決してリコールではなく、日産の自主的な「高品質提供」のデモンストレーション。
IIHSではテスト結果を5月中に公式発表の予定だが、それに先立つ日産のアクション、スタンドプレーなのかそれとも本当にハイクオリティへの姿勢を強めているのか?アメリカで数々の賞に輝いたアルティマだけに、日産の姿勢は評価されそうだ。