主要企業の好決算が出たが、商いは盛り上がらず全体相場は小幅続落。円高が1ドル=128円台に進行し、3月の自動車生産台数は2カ月ぶりのマイナス、2001年が2年ぶりの1000万台割れとなったが、自動車株は総じてしっかり。
いすゞが前日比6円高の100円と、昨年11月28日以来およそ5カ月ぶりの3ケタ台回復。国内証券経由で個人投資家主体の買いが入っている。
日産自動車も前日比8円高の979円と、3日ぶりに反発。ゴーン社長のルノーの役員就任、世界市場での販売強化策が評価されており、1000円台挑戦へ仕切り直しとなった。ホンダも続伸し、スズキ、富士重工業がしっかり。マツダも4円高の405円と反発。
半面、トヨタ自動車が40円安の3590円と続落し、三菱自動車工業もさえない。