「高濃度アルコール含有燃料の安全性等に安全性等調査委員会」は24日の会合で、「市販されているアルコール系燃料に含まれるアルコール成分は、自動車の燃料デリバリーパイプなどに使われているアルミニウムを腐蝕させることが確認された。ガソリン車にアルコール系燃料を使用した場合、この危険性を科学的に否定できない」とする第1次安全性評価結果をまとめた。
アルコール系燃料を製造・販売することは合法のため、明確な使用禁止を打ち出せず、やんわりと使用の自粛を求める内容となった。これを受け、経済産業省らは一般消費者に安全性評価を公表する予定だ。