ホンダと同社の米国法人は22日、『インスパイア』など4車種の安全装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。
99年10月から2000年2月に米国で生産されたインスパイアと『セイバー』115台は、助手席用エアバッグが正常に機能せず、前面衝突時に乗員が過度な障害を受けるおそれ。
また、昨年1月から4月に生産された軽自動車『ライフ』と『ライフダンク』、合計6万7095台は運転席用シートベルトバックルの不良により、衝突時にベルトが外れるおそれ。
ちなみに国交省のプレスリリースには、インスパイアとセイバーが同じ欄に書かれていたため、日経や毎日新聞など数紙が「インスパイアセイバー」などと表現していた。