市光工業は松下電工と共同で、雨天時の視認性に優れた「バインダー式親水ドアミラー」を開発した。従来品の親水ミラーと比べて低コストで生産が可能で、今春から生産を開始する。
松下電工が開発した光触媒コーティング材「フレッセラP」をベースに改良、これをミラーに塗布してセ氏300度以下の低温で硬化処理するというシンプルな工法により、生産コストの低減を図った。従来の乾式法(蒸着)親水ミラーと比べて、約2割のコストダウンが可能だという。
親水性ミラーの需要はドアミラー全体の10%を占めている。市光工業ではコストダウンによりさらに需要が拡大するとみて、藤岡ミラー製造所(群馬県)で月産10万枚規模で量産し、親水ドアミラーの需要拡大に対応する考えだ。
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