【デトロイトショー2002続報】ダッジ『M80』---海も山も1時間

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「大胆なデザイン、多彩な使い勝手、手頃な価格」というのがダッジ『M80』コンセプトだ。ジャストサイズ、サーフィンからゲレンデまで、そして仕事の相棒……、“ミレニアル”世代の要求を満たすコンパクト(3.7リットルV6/210bhpエンジン)・トラックだ。

デザイナーのジョン・オファーはカリフォルニア育ち。海まで1時間、雪山まで1時間というところに住んでいる。70年代のジープ『ワゴニア』やダッジ『レイダー』などを足にチョイスする。「自分達の生活様式に適した、スタイリッシュでローコストな四輪駆動車をいつも探していた」とオファーはいう。

オファーは続ける。「それこそがM80をスケッチしたときに思い浮かべたことだ。また1939年の『TC』や41年の『WC』など、ダッジの古典的なトラックを現代ふうに再解釈することも心がけた」。

いっぽうクライスラー・グループのデザイン担当副社長、デイブ・マキノンは、「今年のコンセプトカーは、すべて“ミレニアル”世代と呼ばれる若い消費者向けにデザインされた」と説明する。「そして今、この世代向けの市場に欠落している商品は、彼らが“リアル・ホット・ピックアップ、自分のための友だちであり道具”とよぶクルマだ」

《高木啓》

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