三菱自動車は、ガソリン直噴エンジン(GDI)の触媒反応制御システムが省エネ大賞の「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したと発表した。
省エネ大賞は、省エネルギーを推進するため、優れた省エネ性、省資源性、環境改善などを有した民生用エネルギー利用機器・資材及びエネルギー利用システムを広く公募、発掘して優れたものを表彰することで開発・普及を支援するもの。
GDIの触媒反応制御システムは、高温型NOxトラップ触媒などの高浄化性能触媒の開発と同時に、触媒を有効活用するため各種触媒反応制御技術を開発することで、GDIエンジン車の将来排出ガス規制への対応を可能にした。GDIエンジンは1995年度(平成7年度)の省エネ大賞の通産大臣賞を受賞しており、今回が2回目。
1月31日、東京ビックサイトで開かれる「地球環境とエネルギーの調和展」で表彰式を行う。