日本とは違い、カーナビの普及が大幅に遅れているアメリカ。JDパワーアンドアソシエイツの調査によると、2001年に工場で出荷時にカーナビがつけられていたモデルの車を購入した人は、わずか1%にとどまっている。
カーナビ利用者の多くはアフターマーケット商品を自分で購入している、あるいはラップトップパソコンにカーナビ機能を入れたものを利用している。数少ないカーナビ利用者への満足度調査でも、カーナビに満足、と返答した人は全体の半分程度にとどまっている。
やはり高速道路網が発達し、道路表示なども分かりやすいアメリカでは、カーナビを必需品と考える人はまだまだ少ないようだ。