日本政府は経済基盤の弱さからこのところの円安を容認する発言をくり返している。現在のレートは1ドル130円前後だが、140円くらいまでは許容範囲、という見方だ。
しかしこれに大きく反発して入るのがGMを始めとするアメリカビッグ3。ただでさえ日本車のアメリカ国内でのシェアは上昇している。これに円安効果が加わり、さらに日本車がアメリカ市場で幅をきかせることを危惧しているのだ。また、アメリカ車の東南アジアへの輸出に歯止めがかかることも懸念のひとつ。
ビッグ3のロビイストらは政府に対し、「円-ドルのレートは1ドル=100円程度が実状にそっている」と申し入れ、アメリカ政府が円安に介入する事を求めている。
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