日本自動車工業会が発表した11月の自動車輸出実績によると、輸出台数は前年同月比2.5%減の36万2238台となり、2カ月ぶりにマイナスとなった。輸出金額では、車両分が54億2524万ドル、部品分が16億1542万ドルで、総額が70億4066万ドルとなった。
車種別では、乗用車が前年同月比0.7%減の31万2986台。小型乗用が同17.4%減と落ち込んだ。トラックは同12.5%減の4万5836台と2ケタのマイナス。
ゼロ金利キャンペーンで、北米向けが同12.1%増と好調だったが、アジア、欧州などが需要低迷で軒並み大幅ダウンした。日本の販売も落ち込んでいるなか、頼みの輸出もダメとなると、どうなる日本の自動車産業。