テレビコマーシャルの撮影のためブラジルを訪れたウィリアムズBMWのフアン・モントーヤに、一足早いクリスマスプレゼントが贈られた。送ったのはシド・モスカ氏。アイルトン・セナが現役時代ずっと愛用していたヘルメットをデザインした人物だ。
1988年にセナが最初のワールドチャンピオンとなったときに使用していたレプリカヘルメットをプレゼントされたモントーヤは、「とても特別な贈り物だ! アイルトン・セナは僕のアイドル。彼のヘルメットを受け取れるなんて本当に驚いたよ」と喜びを語った。
ルーベンス・バリケロ、ネルソン・ピケ、エマーソン・フィッティパルディからルシアーノ・ブルティまで、ブラジル人F1ドライバーのほとんどのヘルメットを手がけているというモスカ氏は「モントーヤのドライビングをずっと賞賛していた。彼はセナの大ファンだと聞いていたし、セナのように勝つことにこだわっている。このヘルメットが彼に幸運をもたらし、最初のワールドタイトルへの道を切り開いてくれることを願っている」とエールを送った。