ブリヂストンは、スタッドレスタイヤなど冬用タイヤの開発を効率化するための「スノーシミュレーション技術」を開発した。タイヤの設計にスーパーコンピューターによる数値解析を取り入れ、トレッドパターンと雪上性能の相関関係をより高度に解析する。
新技術では、タイヤとトレッドパターンの間に作用するせん断力分布を数値化することが可能になり、バーチャル状態で様々な雪の形態に対応するタイヤの開発が可能になる。
これにより、設計段階での試作やテストなどの工程を削減でき、コストの削減につながるほか、開発サイクルの圧縮にも貢献するという。