「立体の流れ」を重視したスタイリングの新型『ステージア』では、ヘッドライトが大きく後退しているが、外側にあるターンシグナルとポジションのところのライトレンズがランプの形に合わせて膨らんでいる。
「最近のクルマによくありますよね」と語る、第2プロダクトデザイン部の石水卓技術主任によると、このふくらみはデザイン的の表現というよりは、構造上必要なものなのだという。
最近の多くのクルマではヘッドライトカバーにプラスティックを使用しており、これが熱に弱い。そこで熱に晒されることが少ないように熱源であるライトから遠ざけ、ユニット内部の空気容量を大きくすることが必要になっているのだそうだ。