毎回、来場者に夢を見せてくれるスズキの未来志向コンセプトモデル。BRAIN(脳)、BRAZE(光り輝く)、BEAUTY(美)、BLOCK(塊=力強さ、男らしさを表す)などの頭文字「B」。その究極であることから『B-KING』と名付けられた。
エンジンは世界最速300km/hオーバーマシン『HAYABUSA1300』のユニットをベースに、ドラッグレースなどで使われているリショルムスーパーチャージャーをプラス。リアタイヤは極太の240サイズ。迫力満点の車体各部にはカーボン、アルミ、ステンレス、レザーなど、質感の高い素材を多用している。
指紋認証キー、格納式TFTメーター、タンク上の集中コントロールパネル、GPS等に加えて、積極的にITを導入しているのが21世紀らしさ。携帯電話機能を内蔵することにより、遠隔メンテナンス、周囲の状況をマイクでモニター、110番通知も可能。インターネットの気象情報とGPSによるバイクの位置情報を合わせて、進行方向の降雨情報を事前に知らせてくれたりもする。もちろんメール受信も可能。写真には出ていないが、ヘルメット内蔵ヘッドセットで各種情報をモニターすることもできる。