『FFウルトラスペース』は、軽ワンボックスモデルの新しいカタチを提案するコンセプトモデルだ。現在の軽ワンボックスはキャブオーバー型FR、ミッドシップ、RRがあるが、FFウルトラスペースは、文字通りクラス初のFFモデルだ。
普通車のモノボディモデルでもトヨタ『エスティマ』、日産『セレナ』など、FFが増えつつある。理由はコスト面で有利なこととスペース効率に優れるからだが、そのメリットはそのままFFウルトラスペースのものとなる。乗用車ライクな乗降性、乗り心地とキャブワゴンの持つ広大な居住空間の両立で、軽自動車の新たな存在価値を創造する。エンジンは660cc直3DOHC VVT-i(可変バルブタイミング機構)付き。トランスミッションは4AT。
ルーフを全面ガラスサンルーフ、サイドドアはセンターピラーレスとし、抜群の開放感を実現する。インテリアもセンターメーター、バックモニターなど、新機軸を取り入れる。