●優勝したマックス・パピスのコメント:「クルマはそれほど速くなかったけど、素晴らしいピット作戦のおかげで優勝することができた。レース前にエンジニアに『何かスペシャルなことが起きそうだ』と話したが、それが現実になった。歴史のあるラグナセカで優勝トロフィーに自分の名前を刻むことができてうれしい。周囲が自分のことを“マッド・マックス”と呼ぶ意味がわかった。最後列から優勝したんだからね」
●中野信治のコメント:「朝のウォームアップ以後、マシンのセッティングを変えたらそれが良かったみたいです。燃料をセーブする事も楽にでき、エンジニアの読みが的中したようです。でもトラブルに見まわれてしまったのが運の尽きでした。残念です」
●高木虎之介のコメント:「今週は、初日こそステアリングシャフトのトラブルで棒に振ってしまったが、その後は順調だった。決勝では、滑りやすい難しいコースで一時は4位までポジションを上げていたのに、2回目の給油ピットインの際にエアジャッキが壊れて大きく後退してしまった。少なくともポイント圏内でのフィニッシュは出来るはずだったが……。タイムレースになってしまい、もう一度給油するはずだったトップグループがそのままフィニッシュしてしまったのも予想外だった」