ロルフ・エクロートCOO(最高執行責任者)は「製品あってのターンアラウンド計画」と『eKワゴン』報道発表会でスピーチした。
ドライビングは「エクセレント」「サプライズ」、パッケージングは「外見より中が広い」と自社の新製品を解説する。また相川哲郎プロジェクトリーダーは「eKワゴンでは開発初期からクオリティゲートを導入できた。品質110%を確保した」という。
実はeKワゴンは開発期間21カ月という短期間で発表された。開発各段階で品質の達成度をチェックするクオリティゲートに加え、部品調達・生産・販売の各部門が一体になって開発、「3次元フルデジタル開発」により制作に時間のかかる試作車での実験を軽減、などにより開発期間を短縮できた。開発中の設計変更の回数も従来の半分ですんだという。