三菱自動車は『ランサーセディア』をベースとした『三菱教習車』を新たに設定、26日から発売する。ランサーセディアの「MX-E」をベースとして教習車の装備を追加した。エンジンは1.8リットルSOHC16バルブECI-MULTIエンジンを採用し、5MTと4ATの二車種を設定した。
教習車用に助手席に補助ブレーキを採用するとともに、教官が指導のため、充分な視界を確保できるように電動リモコン式親子ドアミラー、補助ルームミラーを追加した。助手席をハイトアジャスター機構付シートに変更し、テンションリデューサー付きのシートベルトの採用と合わせて長時間乗車する教官の快適性を追及した。教習時のコーナリングや急ブレーキの際、教官が両足で姿勢を保持できるよう助手席足元にフットレストを追加した。
販売目標は100台/月。価格は5MTが142万8000円、4ATが150万3000円。